車速感応自動ドアロック装置の取付(その2)

既に取付完了してから1ヶ月以上経ってしまい、今更の更新となりますが、車速感応自動ドアロック装置の取付についてです。
前回の更新では車速パルスの取り出しまで書いたと思いますが、その続きから。
購入店で公開されている車種別取付資料の通りに結線し、試乗した所、走りだしても自動的にロックされません。装置のパイロットランプは走行すると点滅しだすので、走行パルスは感知しているようですので原因は他にありそうです。
そこで装置に付属していた説明書を読み、よくある動作障害事例と確認方法をチェック。
そこで気になったのがこの表記。
確認5.車両タイプ1の場合、装置の橙線、紫線の接続先配線について下記事項をお試しください
◎橙線接続先配線をボディーアースに接触させたとき、ドアロックとなるかどうか。
◎紫線接続先配線をボディーアースに接触させたとき、ドアアンロックとなるかどうか。
ドアロック、アンロックとならない場合は、結線先が違っていますので、再度取り付け説明書を参考に接続先をご確認ください。

そこで結線先となる配線(紫と緑)へボディーアースさせてみたところ、ドアロックもアンロックもしませんでした。どうやら不具合原因はここのようです。
車種別取付資料には「GE6純正セキュリティ装着車両」との表記があります。
うちのフィットにはイモビライザーは付いていますが、セキュリティは無かったので車種別取付資料のままでは駄目だったようです。この場合、専用リレーを介しての装着となるようです。
幸い、購入時に「ひょっとして専用リレーが要るのでは?」と思い同時購入していたので、結線内容を変更し、専用リレーを使っての取付方法へと変更。
説明書の通りに専用リレーを取付け、車両側への結線をしていきます。
専用リレーを取付。
その専用リレーへ接続する車両側のドアロック信号とアンロック信号は、以前取り付けたキーレス連動ドアミラー格納装置の時と同じ場所で、配線をカットして専用リレーを割りこませる形に結線します。
その為、車両側配線にギボシ端子をセット。
ギボシ端子をセット。
同様に専用リレー側にもギボシ端子をセットします。
オスメスを間違わないように取り付けます。
専用リレーにもギボシ端子を。
ギボシ端子を間違わないように差し込み、動作確認のため、一旦配線を邪魔にならない位置にズラし、試走してみたところ・・・「ガチャ」。ドアロックしてくれました♪(*´ω`*)
しかし停止すると1秒後に自動的にアンロックされちゃいます。また走りだすと自動的にドアロックされるのですが、停止するたびにアンロックされます。どうやら強制アンロック信号の取り出し場所も間違っているようです。
強制アンロック信号は、これまた車種別取付資料を参考にPポジション信号の青色配線へ結線したのですが、実際にテスターを当てて調べた所、シフト位置がどの位置にあっても常にアースされていました。やっぱりここじゃ駄目だったようで・・・(´・ω・`)
そこで結線先を変更し、サイドブレーキ信号線へ結線することに。
これはサイドブレーキ下側のカバーを外した先にあるオレンジの配線へと結線するとOKです。
サイドブレーキ信号線。
画像では既にワンタッチコネクターで結線済みで振動防止にクッションテープを巻いてあります。
これでまた試走してみる事に。
走行して自動ドアロックを確認。停車してみても・・・アンロックしません。
で恐る恐るサイドブレーキを引いてみると・・・アンロックされました♪(*´∀`*)
再び走りだしても再ロックされます。動作確認は正常終了です。
後はグチャグチャの配線をまとめて片付けるだけ。
専用リレーはココにタイラップで固定。
専用リレーを固定。
装置本体はステアリング下部のダッシュボード裏面に両面テープで貼り付けました。
これで本当に作業終了です。
紆余曲折ありましたが、無事に取付出来て良かったです。
もしこの記事を見て取付を検討されている方は、注文前にコネクタ22の紫と緑の2本の配線をボディアースさせ、ドアロック・アンロックされるかを確認してください。ドアロック・アンロックされない場合はオプションリレーでの接続が必要です。
走りだすと自動的にロックし、降車時にサイドブレーキを引くと自動的にアンロック。
便利すぎます。最高です!( ´∀`)bグッ!

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