型落ちカーナビでもスマホを接続出来た話

今回は型落ちカーナビにスマホやタブレットを接続して動画を見ちゃう方法について。前回の記事にも書きましたが、RCAコンバーターを使ってカーナビに接続すればスマホやタブレットとリンクさせることが可能となります。ここではその取り付けについてご紹介。

取付は難しくないが設定変更が必須

取り付けるRCAコンバーターについては前回の記事にて紹介していますので、ここでは割愛。早速うちのフィットへ取り付けていきます。カーナビはカロッツェリアのMRZ77。7年程前の楽ナビです。まずはカーナビの取り外し。インパネを引っ張って取り外し、カーナビの固定ネジ4箇所を取り外してカーナビ本体を引っ張り出します。続いてカーナビ裏面の配線の束からRCA入力線を探し出します。

このゴチャゴチャからRCA入力を探し出します。

助手席側に近いコネクタの中から映像入力と音声入力を発見。接続しやすいよう他の配線との絡みを解きつつ引き出します。

タグも付いていて一目瞭然。

この3本をRCAコンバーターから出力されるRCAケーブルと繋ぎます。

同じ色に繋ぐだけ。簡単です。

今回は差込時に固く感じたので抜け止めにビニールテープを巻くことはしませんでした。もし差し込み時に抜けそうな感じがすれば、ビニールテープを巻いて抜け止めをした方が良いかもしれません。後はRCAケーブルをダッシュボード内から助手席足元まで引き込み、カーナビを元通り復旧するだけですが、ちゃんと映るか完全復旧前に確認してみることに。RCAコンバーター側の配線も行い、Kindleと接続してみます。しかし自宅でのテストとは違って映像が映し出されません。何故!?

何故映らないの!?

ナビ側の設定が何かあるのか考え、思いつくところを触るも駄目。途方に暮れ、Twitterで愚痴をこぼしつつ一旦片付け。

するとフォロワーさんのもっぺさんから助け舟が。

持つべきものはフォロワーさんですね。ホント感謝です。これまでここの設定には気付かず触ってなかったので、翌日改めて各配線をやり直し、教えてもらった映像設定もVTRに変更。これでどうだ?とカーナビの画面を確認すると・・・

映った!映ったよ!!

無事Kindleから出力された映像をカーナビ画面に映し出すことが出来ました。後は内装を復旧し各ケーブルを処理するだけです。

ダッシュボード内に引き込むのはRCAケーブルのみなので、カーナビ裏面からダッシュボード内を通して助手席側足元へ導きます。その後、RCAコンバーターと接続し、RCAコンバーターを両面テープで固定しました。固定場所は助手席側足元の中央寄り。グローブボックス下のカバーを外して固定しました。画像で見てもらった方が分かりやすいですかね。

両面テープで固定。

RCAケーブルは束ねてセンターコンソール裏に隠します。電源供給用のUSBケーブルはセンターコンソール裏からシガーソケットまで導き、シガーソケットより電源を供給。HDMIケーブルも上手く取り回してセンターコンソールまで導きます。最後にグローブボックス下のカバーを復旧すれば完成。少しHDMIケーブルが曲がってますが何とかイケそうです。

カバーも何とか収まりました。

これで作業は完了。改めて作動確認をしてみます。

4モニター仕様となりました♪

ヘッドレストモニターにも無事出力されました。RCA出力で接続したため、画質が心配でしたが、ヘッドレストモニターの解像度が元々高くないので、これで十分に感じました。Kindleを含めると4モニターとなりましたが、Kindleを固定する術がないため、今後タブレットホルダーを購入してみようと思います。

1000円でお釣りが来るような安価なRCAコンバーターで無事スマホやタブレットを接続出来ました。これはオススメです♪