今回はワイドトレッドスペーサーの取付作業について書いていきます。
専用ハブリングの取付
まず最初は当たり前ですがジャッキアップから。片側ずつ作業を行う事とし、フロアジャッキでリフトアップしてからウマをセットし、タイヤを外します。それから以前取付けたハブリングを取り外す必要があるんですが、これが取れない・・・そこでブレーキドラムを外すためのネジ穴にボルトを入れてブレーキドラムごと外すことに。
ボルトをねじ込んでいくと、ドラムが外れる前にハブリングが外れて一安心。
ブレーキドラムはそのまま元通り戻しておきます。
続いてハブ周辺を簡単に掃除し、ワイドトレッドスペーサーに付属の専用ハブリングを取付けます。今回も焼付き防止のために内面にブレーキパッドグリスを薄く塗っておきました。
後はまっすぐハブに差し込むだけ。しっかり奥まで入ることを確認しながら、差し込んでいきます。
ガタも無く、しっかり取付けられました。
ワイドトレッドスペーサーの取付
ここまで来れば後はワイドトレッドスペーサー本体を付属ナットで取付け、規定トルクで締め付けるだけ。規定トルクは説明書通り12kgf・mで締め付けます。
これで取付は完了。ホイールを元に戻せば作業終了・・・かと思いきやホイールがちゃんと取付けられません。どうやらハブボルトがワイドトレッドスペーサーからはみ出しているため、ホイールと干渉しているようです。うちのホイール、裏面のボルト穴の逃げが中途半端で干渉しちゃうようです(´・ω・`)
ひょっとすると干渉するかな?と思いながらの作業だったんですが、やはり干渉しちゃいました。しかし、ここまでは想定内。はみ出たハブボルトは切ることに。
ハブボルトの切断
ナットからのはみ出し量を確認しマーキングしてから一旦ワイドトレッドスペーサーを取外します。その後ハブボルトをグラインダーでカットしました。この時に不要なホイールナットを予め通しておき、ナットに沿ってカットすると綺麗にカットできます。
一人作業だったもんでカット中の画像はありませんが、火の粉が飛び交いますので保護メガネ必須です。4本全てカットが終わり、再度ワイドトレッドスペーサー本体を取付け。規定トルクで締め付けてボルトの飛び出し量をチェックします。
1箇所短くなってしまいました。他のボルトはギリギリカット出来たんですが・・・ま、大丈夫でしょう。
ナット締め付け後の確認
トルクレンチでナットを締め込んだ後は、画像のようにナットとボルトに締めマークを入れておくと、次の点検時に緩んでいないか一目瞭然なので締めマーク入れておきましょう。
後はホイールを取付ければ作業終了です。
長くなってきたので取付後の画像は次の記事にてインプレとして公開します。
もうしばらくお待ちを(^_^;)