ラパンのキーレスエントリーの電池交換をしてみた話

今回も嫁さんが乗るラパン(HE21S)の話。最近キーレスエントリーの効きが悪く、ドアの側まで近寄らないと反応しなかったため、電池交換をしてみました。交換にあたって、ちょっとしたコツがあったのでここでご紹介したいと思います。

電池は100均で入手可能!あとは頑張るだけ!

まず最初にキーの中に入っているであろう電池がどんなものか調べる必要があったので、キーを精密ドライバーで分解し、電池を調べてみました。

キーを分解中。

プラス#00番の精密ドライバーを使いビスを緩め、キーを開くように分解するとリモコン部が取り外せます。このリモコン部を更に分解しボタン電池を取り外す必要があります。リモコン部を裏返すとこんな感じに基盤がむき出しになっており、基盤は黒いプラスチックの枠に収まっていて2箇所のツメで固定されています。このツメを起こすようにしながら基盤を取り外しますが、無理に力を加えて基盤を壊さないように気をつけてください。

慎重に基盤を外しましょう

基盤をプラスチック枠から外す際にボタン電池が飛び出す可能性があるので要注意。基盤が外れるとこんな感じになります。

ボタン電池の向きをお忘れなく

これでボタン電池を取り出すことが可能です。取り出したボタン電池のプラス側に型式が刻まれているので確認します。CR1220と確認できました。この型式を頼りにボタン電池を購入しますが、最近は100円均一に様々なボタン電池が売られているため、近所のセリアで探してみたところ三菱電気製のCR1220を発見。108円で購入できました。

封を切ってから撮影しちゃいました・・・

後は買ってきたボタン電池を元通りに取り付けるだけですが、少々コツがいります。基盤のボタン電池が収まる部分を見ると分かりますが、側面にあるC型の端子がプラス側、基盤に張り付いている端子がマイナス側になります。

基盤の端子形状に注目

このプラス側のC型端子が曲者でバネのように張りがあるので、普通にボタン電池をプラスチック枠に置いて基盤をプラスチック枠内にハメこむとC型端子がボタン電池の側面に当たらず接触不良となります。ワタシも最初コレに気付かず、「壊れた!?」と焦ったのはココだけの話(;^ω^)

こんな感じで端子が接触しなければ駄目。

そのため、基盤をハメる際にはボタン電池の収まり具合を確認し、少しでも浮いていたりプラスチック枠が歪んでいたら基盤をハメ直しましょう。正しく取り付けることが出来れば元に戻してキーレスエントリーが正しく動作することを確認して作業終了です。

キーレスエントリーの電池交換については、精密ドライバーとちょっとしたコツさえあれば簡単に交換が可能です。リモコンの効きが悪いと感じた際には交換してみてはいかがでしょうか♪