激安ドライブレコーダー APEMAN C450を買ってみた(使用インプレ・動画あり)

前回の更新でご紹介した激安ドライブレコーダーAPEMAN C450を実際に使用してみた感想をここで書いてみたいと思います。購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。商品紹介や取付についての記事はこちらからどうぞ。

またしても更新が滞ってしまいましたが、最近になってチョコチョコ手を入れている我が愛車フィット。今回は近年装着が当たり前になりつつあるドライ...

使用方法と機能面について

まずは使用方法について触れてみたいと思います。
このドライブレコーダーは電源がシガーソケットから取られているため、キーをACCに回すと電源ONとなり、数秒後に録画が自動的に開始されます。逆にキーをオフにすれば電源OFFとなります。そのため、取付後は特別操作する必要はありません。

車外から見た感じ。反射して見にくいですね・・・

ドライブレコーダーが起動後、3分間は液晶ディスプレイが表示されますが、それ以降は画面の電源がオフになります。これはスクリーンセーバーが起動しているからであり、故障ではありません。スクリーンセーバーが起動し、画面電源がオフになっていても録画は継続して行われておりますのでご安心を。途中で録画状況を確認したい場合は、本体右下の電源ボタンを押すと液晶ディスプレイがオンになります。また設定モードでスクリーンセーバーをオフにし、常時液晶ディスプレイをオンにさせることも可能です。

録画される映像は、3分間の動画データとして細切れにされて保存されます。
ここで気をつけたいのが、3分未満になる動画データについて。実は通常通り停車し、キーをオフにした際に録画している動画データが3分未満だった場合は正常に保存されません。

イメージとしてはこんな感じ

これはドライブレコーダーの仕様みたいで、3分未満の動画は自動保存されないようです。そのため、停車時の最後までしっかり録画したい場合は、本体右側のOKスイッチを押し、手動で録画を停止させる必要があります。
もちろん事故発生時はその衝撃によりGセンサーが機能し、自動的に録画を終了し正しく保存してくれますので特に心配する必要がありません。ただ旅行先やドライブ中に停車時までちゃんと保存したいという場合には気をつけなければならないと言う程度ですね。

また日付を表示させることが可能ですが、本製品には内蔵バッテリーが無いため、キーオフの状態では時計機能が止まってしまい日付がズレてしまいます。オプション品を使い、常時電源を接続すれば日付のズレも解消されるかもしれませんが、暗電流が増加し、バッテリーあがりの原因ともなりかねませんので、このドライブレコーダーを使用する場合には日付の表示については諦めた方が良さそうです。

気になる走行動画はどんな感じ?

いくら安くてもちゃんと写らなきゃ意味がないですよね。
このドライブレコーダーで撮影された走行動画はこんな感じです。
まずは日中晴天時。

想像以上に綺麗に写っています。前を走る車のナンバープレートや対向車のナンバープレートも静止すれば読み取り可能です。特筆すべきは高架をくぐる際の明暗の変化への追従でしょうか。4000円で買えるドライブレコーダーと考えれば、この追従の良さは十分過ぎるかと思います。また広角レンズのおかげでフロントウィンドウ全面がフレームインしているのも良い感じですね。
気になったのがLED信号機。青色が点滅して録画されていますが、これは周波数の問題なのか昼間はこうなってしまうようです。ちょっと不思議ですね。
この動画は1分30秒ちょっとと短くなっておりますが、息子との会話が録音されていたのをカットしたためです。車内の会話も普通に聞き取れるレベルで録音できていました。

次は夜間の走行動画です。

フロントウィンドウが汚れていて少し見辛いですが、夜間でも比較的綺麗に録画できていました。街灯付近を通る際の明るさの変化にもしっかり追従しています。流石に夜間は対向車のナンバープレートは視認出来ませんが、信号や標識はしっかり確認できますので、ドライブレコーダーとしての機能は十分果たしていると考えます。
この動画はマイクオフにて撮影しており、音声データはありません。また録画時間は3分程ですが、これはドライブレコーダーに保存される動画データの既定値で編集はしていません。

このドライブレコーダーを購入し取り付けたのが7月中旬でした。
取扱説明書には「太陽光や熱が強いところに本機を置かないでください」(原文のまま)と記載されていましたが、取り外すこと無く車内に取り付けっぱなしでこの酷暑を使い続けましたが、壊れることはありませんでした。ただし、車内温度が55度を超え、直射日光がドライブレコーダーに当たっている状況では液晶表示で色合いが悪くなってしまいましたが、車内温度が下がると元通りになりました。自己責任にはなりますが、取り外したりすることは無いと思います。

ドラレコとしてどうなのこれ?

総評

私自身初めてのドライブレコーダーでしたが、4000円で買える激安品にもかかわらず、機能的には国産品と遜色が無いレベルだと思います。内蔵バッテリーが無いため、日付表示がズレてしまったり、駐車時の監視モードはありませんが、ドライブレコーダー本来の用途となる走行中の動画撮影は完璧です。

あとは耐久性が気になるところですが、1年保証があるため、1年以内で壊れれば修理対応してもらえますし、この値段なら1年ちょっとで壊れても諦めが付きますから、高級なドライブレコーダーを買う必要はなく、この程度の中華製激安ドライブレコーダーでも十分だと私は思いました。設置も簡単。まだドライブレコーダーを導入されていない方にもオススメできる商品です♪