ラパンにドライブレコーダーを取り付けてみた話

今回はFITネタではなく、主に嫁さんが乗ってるラパンにドライブレコーダーを取り付けてみた話です。ポン付けですぐに終わると思いきや、意外な落とし穴が・・・。

サクッと取り付けるつもりでしたが・・・

綺麗にインストールするコツを伝授!

今回取り付けるドライブレコーダーは先日ご紹介したapeman C450Aというもの。Amazonで3499円という激安品ですが、FITでも同じメーカーのドライブレコーダーC450を使用しており、半年間の使用で不具合も無かったことから、同じものを注文したつもりが、C450Aと進化しておりました。
この詳細については先日の記事(進化版apemanドライブレコーダーC450を買ってみた話)を読んでいただければ幸い。

このドライブレコーダーは電源がシガーソケットから供給できるため、基本的には本体をフロントガラスに吸盤で固定し、電源線をシガーソケットに差し込めばOKなんですが、電源線を綺麗に隠して運転に支障をきたさないようにするのが主な作業となります。

まず最初にドライブレコーダー本体に電源線を差し込みます。電源線は本体への差込はミニUSB端子、車両側への差込はシガーソケットとなります。

電源線を差し込みます

続いて固定用吸盤をドライブレコーダー本体に取り付けます。カチッと音がするまでスライドさせ、しっかり固定できていることを確認しましょう。固定用吸盤が取り付けできれば、フロントガラスへの取付位置を確認するべく、吸盤の保護フィルムを剥がす前に位置決めと角度を調整しておきます。

先に位置と角度を調整しておきほうが良いですね

位置調整は運転席に座って視界の邪魔にならないよう、ルームミラーに隠れる位置に固定するのがベスト。またドライブレコーダー本体が垂直になるよう角度も合わせておき、固定用吸盤の調整ネジを締め込んでおきましょう。固定位置が決まれば吸盤の保護フィルムを剥がし、フロントガラスに貼り付けます。しっかり押さえつけ、最後にロック機構を右に回してロックさせればOKです。最終的な固定場所はこんな感じになりました。

助手席側から撮影。

固定後はレンズ面と液晶面に貼られた保護フィルムを剥がすのをお忘れなく。 あとは電源線を天井の内張りに隠しながらAピラーまで誘導し、ダッシュボード裏側を経由してシガーソケットまで導くだけ。今回は助手席側のAピラーを経由して導くことに。理由は運転席側にFITを駐めているのでドアが大きく開けられなかったためで、特に理由はありません。まずはAピラー上部のウエザーストリップ(黒いゴムの部分)を引っ張って外します。

角の部分を持って引っ張ればOK。

Aピラーに掛かっている部分が外れるまでにズラしておきます。続いてAピラーのカバーを外します。これも手前に引っ張れば固定クリップが外れます。最後に上方に引き抜けばOKです。

ここから引っ張れば外れます。

Aピラーカバーを外し、電源線を通すルートを確認します。以前ETC車載器を取り付けた際にも同じように配線しており、それに倣って通すつもりでしたが、Aピラーとダッシュボードの隙間が僅かしか無く、シガーソケット側の差込口は入りそうにありません。

入らない!!

うーん。上から配線すれば簡単なんですが、入らなければどうしようもありません。またダッシュボードの端部がドア開口部に掛かっており、ウエザーストリップの中に配線することも無理。そこでミニUSB端子側をダッシュボード内部からAピラー側に引き込むことに。一旦ドライブレコーダー本体から電源線を外し、Aピラー側から手元にあった不要な被覆ケーブルを通し、その先端に電源線を結んで引っ張り上げて通すことに成功。骨が折れましたが上手くいきました。

先端が出てきたときの喜びはDIYの醍醐味ですよね

後はドライブレコーダー本体まで引っ張り上げ、再び電源線をドライブレコーダー本体まで取り付け、天井の内張りに配線を隠していきます。樹脂製の内張り外しを使い、隙間を確保しながら押し込んでいくと上手くいきます。無理をすると内張りに割れや折り目が付いてしまうので慎重に。

テコの原理を利用すると簡単です。

続いてAピラーへ配線を通し、内張りとウエザーストリップを復旧します。AピラーにはETC車載器の配線を固定するためのフックを貼り付けていたため、これに一緒に固定させました。見えないところなのでガムテープで適当に止めておいてもOK。ただし固定しないのは振動による異音の原因となるため、何らかの形で固定することをオススメします。

配線はしっかり固定しましょう。

ここまでくれば内張りとウエザーストリップを元に戻し、余った電源線を束ねて隠すだけ。電源線をシガーソケットに差し込み、電源線を結束バンドでダッシュボード内に固定しました。

ちょうど良いところに穴がありました。

束ねた電源線はグローブボックス裏側に固定。こちらも結束バンドで固定しています。

ダッシュボードの骨組みに固定しました。

これで取付作業は完了です。後はキーをACCに捻り、正しく起動するか確認するだけ。起動確認後は液晶画面を確認しながら本体の固定角度を調整するのをお忘れなく。

角度調整が出来ましたら、後は運転時に動画が正しく撮影できているか、動画は綺麗に撮影できるかを確認するだけとなりますが、また後日報告とさせていただきます。今しばらくお待ち下さい♪