※この記事は2011年11月23日に公開したものをリライトしております。
海外製ノーブランドのバックカメラを取付
2011年10月頃の話ですがバックカメラを取り付けました。今回も楽天市場で激安品を購入。
こちらのバックカメラ。なんと1780円。海外製のノーブランドですが色々検索してイケると判断して購入に至りました。ちなみにうちの2代目FITに使用しているカーナビはcarrozzeriaのMRZ77です。carrozzeriaのナビにはバックカメラのRCAケーブルを直接接続出来ないため、コチラも合わせて必要となります。
RD-C100 カメラ端子変換コネクター。今回はメーカー純正品を購入しましたが互換品も安価で売られているのでそれを買ってもイイかと思います。
カーナビとのケーブル接続
では早速取り付けていきます。まずはカーナビへの接続です。インパネを外し、カーナビの固定ネジを緩めてカーナビを引っ張り出します。カーナビ裏面を確認し、バックカメラ入力コネクタを探します。
これにRD-C100 カメラ端子変換コネクターを接続し、バックカメラへのRCAケーブルと接続します。RCAケーブルはダッシュボード裏から助手席足元まで引きこんでおきましょう。後はカーナビを元通り復旧するだけ。カーナビの取り外し作業については、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
バックカメラ本体の取付
続いての作業はバックカメラ本体の取付です。
バックカメラの取付についてネット検索して調べてみると、リアガーニッシュを外して純正バックカメラ取付位置に取り付けられるようにカットされていたので、ワタシもリアガーニッシュを外そうとしましたが、途中で面倒になったのでリアガーニッシュを外さずに取り付ける事にしました。
まずリアハッチの内張りを外します。内張り外しを使って端から徐々に引っ張っていきます。無理すると固定ピンが割れたりするので用心深く。
内張りの固定ピンがリアハッチ側に残ってしまった場合は、取り外して内張り側に戻しておきます。続いて左側のナンバー灯を外します。理由はここからバックカメラの配線を通すためです。ナンバー灯は内側からツメの両側を摘むようにすると外せます。レンズのツメが壊れやすいようですので慎重に外しましょう。外れたらバックカメラの配線を通し、レンズ部分を取り付けます。
配線はリアハッチ上部に挟む感じで。レンズ部品に防水スポンジが貼ってありますしリアガーニッシュの中になるのでリアハッチ内に水が入る心配は殆ど無いでしょう。
次にナンバー灯を取り付けますが、ナンバー灯のソケット部品の一部を削ってバックカメラの配線が潰れないようにしておきます。
これでナンバー灯がしっかり取り付けられます。
最後にバックカメラ本体をリアガーニッシュ裏面に両面テープで固定します。カメラ本体が小さいので両面テープでの固定でも十分だと判断。もし外れてもこの場所ならすぐに貼り替えられますしね。
カーナビとバックカメラのケーブル処理
今回の最大の難関はこのケーブル処理。バックカメラの配線をカーナビまで導かなければなりません。幸いにも今回取り付けたバックカメラはカメラ側のケーブル先端が細く、車内へ引き込みやすそうです。
このケーブルをリアハッチ運転席側上部のゴムグロメットから車内に導くのですが、リアハッチ内はリアワイパーモーターへの配線に抱かせる感じで固定します。固定には園芸用ビニール被覆針金を使用。
次にリアハッチ上部までリアハッチ運転側内部を通すのですが、カメラケーブルの先端に園芸用ビニール被覆針金を巻きつけ、それをガイド役に引き込みます。
ビニール被覆針金を上手くリアハッチ上部まで導き、カメラケーブルを誘導します。
続いて車内側からリアハッチまで同様にビニール被覆針金を引き込みます。右側テールランプの点検口を外し、更にリアの内張りを少し浮かせて手が入るようにします。完全に取り外す必要はありません。
ここから先程と同じようにビニール被覆針金を上から下に通し、カーナビ側のカメラケーブル先端を巻き付けて上に引き込みます。
後はゴムグロメットの中を通してケーブルを接続すればOK。
バックカメラの電源接続
残る作業はバックカメラの電源を取るだけです。取付当初はACCから電源を取ってましたが、この場合走行中常にバックカメラに通電され、バックカメラが発熱する恐れがあることからバックランプのプラス側から取ることにしました。バックランプのコネクタを外し、ワンタッチカプラーを使って緑に銀の線があるケーブルに接続します。
アースは付近に接続場所がありますのでY型端子を付けて接続します。カメラケーブルのRCA接続部は抜け防止のためにビニールテープを巻いておきました。あとは内張りを元に戻せばOK。
バックカメラの接続テスト
取付が完了したら、カーナビの設定を行い、バックカメラの取付角度を調整します。まずカーナビの設定画面よりバックカメラの設定をONにし、シフトレバーをリバースに入れて画面が切り替わるか確認します。
無事切り替わってくれました。補助線はバックカメラ側で予め設定されているものです。しかし映像が傾いているので、バックカメラのレンズ部を緩めて角度を調整しなおしました。これでようやく作業完了です。
作業時間は順調にカメラケーブルが引き込めれば2時間程度で終わるかと思います。リアガーニッシュも取り外さず、ドリルも使わず簡単に取り付けることが出来ました。安価な海外製バックカメラでも十分使えることが確認できましたので、DIYで取り付けてみてはいかがでしょうか。